SP MAX シリーズ

SP MAX シリーズ

SP MAX シリーズは、独自の金型設計技術により拡張性に優れたスコーピオン シリーズの特性を継承しつつ、耐環境性能を強化したモジュラーコネクタです。航空宇宙・防衛、宇宙システム、衛星機器、民間航空機の電源、信号用途において、最大限の性能を発揮するよう、開発されました。

堅牢性に優れ、精巧なアルミニウム削り出しシェルを採用しており、強固なEMC/RFI保護性能を備えています。また、インサート材質はLCP樹脂を使用しているため、高温耐性が強化され、-55℃~+175℃の温度環境下で使用可能です。

SP MAX シリーズは、ESA/ESCC-3401、ならびにEN4165の性能要求に適合しており、AIRBUS DSのARTEMIS Halo programなどの宇宙機器向けで採用されています。

特長

  • ESA/ESCC-3401適合(認証申請中)
  • EN4165の性能要求適合
  • 堅牢性に優れた、精巧なアルミニウム削り出しシェル
  • 放熱性、シールド性を高める薄型設計のメタルシェル
  • インサート材質にはLCP樹脂(黒色)を採用
  • 定格電流:35A Max.@30℃
  • 動作電圧:600V Max.
  • 使用温度範囲:-55℃~+175℃
  • 3種類のシェルサイズ展開(X、S、M)
  • 切削コンタクトを採用(圧着、半田、プレスフィット結線)
  • コンタクトサイズ:#12、#16、#18、#22(異なるサイズを複合的に組込み可能)
  • 多彩なハードウェアオプション(ジャックスクリュー、クイックロックシステム、ライトアングルブラケット、基板実装タイプ)
  • ブラインド嵌合により、アライメントのズレ(最大2mm)を許容
  • 誤嵌合防止キーあり
  • 嵌合耐久性:500回

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