チタン製のエンジン用コネクタ HTC シリーズ
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コネクタにとって最も厳しい使用環境の1つである航空機エンジンでは、材料強度と高温下での安定性のため、コネクタの外殻材料にステンレス鋼が標準化されています。 しかしながら、ステンレス鋼はアルミ合金に比べて質量が大きいため、軽量化が求められる航空機用途では大きなマイナス要因となっています。 アンフェノールが開発したHTCコネクタは、外殻材料にチタンを使用することで、ステンレス鋼と同等の耐熱性能を維持しつつ約30%の重量減を実現します。 EN2997に基づき、ロールスロイス規格であるESC20とESC21をクリアーするコネクタとして、多数の航空機エンジンで採用されています。
また、弊社では、ステンレス鋼の代替材料としてチタンを使ったカスタムコネクタも、ご要望に応じて設計、製造します。 MIL-DTL-38999クラスKやハーメチックコネクタのシェル材料をステンレス鋼からチタンに変更することで、耐熱性と軽量化の両立に大きく貢献します。