957シリーズ、SFP直結の光コネクタでアンテナへ直行!
LCケーブルにSFPを直接つなぐことで、次世代通信のFTTA*に対応します
* FTTA → Fiber To The Antenna
957シリーズは、SFF/SFP光トランシーバをLCコネクタ内蔵のケーブルアセンブリに直挿ししてから、レセプタクルを通り抜けて基板につなぐという、ユニークな構造を有しています。
この特長的な構造により、次世代通信で必要とされるSFPへのダイレクト接続を実現しながら、光コネクタ特有の取扱いリスクを軽減し、スピーディで効率的な作業を可能にします。
嵌合方式は、定評のあるリバースバヨネットのワンタッチロックで、IP67の防水防塵性を満足します。 同様のレセプタクル構造をもったRJ45ケーブルアセンブリもご提供します。
弊社で光ファイバケーブルアセンブリを承っています。
特長
SFP光トランシーバをプラグにダイレクト接続
まず、SFP光トランシーバを標準のLCコネクタが内蔵されたプラグケーブルに取り付けます。プラグケーブルにはラッチがついており、簡単に取り付け取り外しができます。
そして、プラグケーブルにSFP光トランシーバが付いた状態で、レセプタクルの底壁に配置されたケージ差込口に挿入します。この間、数秒でケーブル取付作業は完了します。
この方法の利点: LCプラグケーブルにSFP光トランシーバを取付けた後は、電気コネクタの感覚で嵌合作業が可能になります。LCプラグケーブルにはスプリングが内蔵されており、Z軸方向にフロートして公差を吸収します。
ブラインドメイトで、作業効率が大幅アップ
LCプラグケーブルにあらかじめSFP光トランシーバを装着することで、レセプタクルの中を覗き込まずにブラインドメイトで嵌合作業が可能になります。
この方法の利点: 光コネクタの取扱いは、光端面に埃、汚れ、キズが付かないように細心の注意が必要ですが、SFPトランシーバで光端面を保護することにより、嵌合作業中の不用意なダメージを防ぎます。そのためブラインドメイトが可能になり作業時間が短縮されます。
ワンタッチで嵌合離脱は完了し、SFP光トランシーバも簡単に交換
嵌合離脱は、弊社のGTコネクタやAWコネクタと同じく、3点リバースバヨネットロック方式です。片手で、ワンタッチ着脱できるうえに、確実に防水防塵性を保証します。
プラグケーブルを離脱するときは、SFP光トランシーバも一緒に外れます。このため、箱を開けることなく、SFP光トランシーバを交換できます。
この方法の利点: SFP光トランシーバの交換は、プラグケーブルをレセプタクルからワンタッチで外すだけ。他方式のように、 LCコネクタをSFP光トランシーバから取り外し、さらにケージからSFP光トランシーバを取り外すという作業に比べて、作業時間が短縮します。
- 二重シールにより、嵌合時にIP67の防水性(水深4mまで可)を有します。
- レセプタクルはメタルダイカスト製で、塩水噴霧720H対応です。
- プラグ、レセプタクルとも防水キャップをご用意しています。
- LC Duplexタイプは、シングルまたはマルチモードに対応します。
- RJ45イーサネットタイプは、Cat5、Cat5E もしくはCat6に対応します。
仕様
挿入損失: | 0.50dB Max.(シングルモード) |
反射減衰量: | 45dB以上(シングルモード) |
動作温度: | -40℃~+85℃ |
繰り返し動作: | 50回以上 |
塩水噴霧: | 720時間 |
防水性: | IP67(嵌合時) |
アプリケーション
- 屋外携帯基地局
- 屋外監視装置
- 屋外通信機器
- 工場内光配線
- 産業用ロボット